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EAST OF KUNASHIRI(12inch)


OKI DUB AINU BAND
EAST OF KUNASHIRI(12inch)




カラフト・アイヌの弦楽器「トンコリ」奏者OKIが率いるOKI DUB AINU BANDの2022年発表の12インチ・アナログ盤。
「EAST OF KUNASHIRI」はアルバム「OKI DUB AINU BAND」(2006/現在は廃盤)の収録曲。ファンからのリクエストが多い同曲を現在のバンドメンバーの演奏によりライブさながらの臨場感を持って蘇らせた。「Etonimah」は、今年6月にレコーディングしたOKI DUBの新たな一面が感じられる最新楽曲。 アルバム「UTARHYTHM」(2016)収録の「‘Ankisma kaa ka」は、歌とホーンをオーバーダビングしたニューバージョン。マルチ管楽器プレイヤーのYOKANと白老にあるアイヌ国立博物館の歌い手たちが参加した。
アイヌの伝統と精神を現代に継承しながら、レゲエ、ダブ、ジャズ、ワールドミュージックなど世界のルーツ音楽を取り入れ進化し続けるOKI DUBのサウンドが体感できる必聴の一枚!
ジャケットはOKIによる描き下ろしペイント。

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<Etonimah>
樺太の西海岸エストルの歌。熊をあと二、三日で送るという時にうたう歌のようだ。歌はタイムマシン。 歌うことで昔を少しでも自分に近づけるのだ。
<‘Ankisma kaa ka>
カラフト(サハリン)アイヌ浅井タケさんの残したtuytah(昔話) タケさんは幼い頃失明したが語り部としてたくさんの話を後世に残した。
この曲はタケさんのSitu’us(スキー)の話からインスピレーションを得た。
ある婆さんが3人の娘を育てていたとさ。スキーの練習をさせていて娘たちはスキーがうまかった。その噂を聞いて3人の男がやってきた。 婆さんは男たちにスキーがうまく滑れたら娘をやろうと言った、、、、、
‘Ankisma kaa ka kiitun kiitun 紐をつかんで
kiitun kiitun ’oorii nii suhtonke poka kema suye wa
高い山は真ん中(中腹) を滑れ
‘oran nii kiitaike poka kema suye wa
低い山は上(頂上)を滑れtaskoro moysay cokokohko 紐が切れて落ちちゃった。
白老のアイヌ国立博物館に勤務する歌い手たちによる歌は白老地方に伝わる
Iyomante(熊送り)の時にうたわれるもの。 曲の終わりの語りは aynu puri anake yaykurukata ciki rusuy アイヌ文化は (自分ですべきことは他人でさせないで)自分たちで進めて行きたい iteki ese nankonna 決して服従するな。

<ジャケットについて>
千島列島の一つウシシル島 千島アイヌの神様 カンナカムイ雷神が作った島とされている。 千島アイヌは危機が迫った時に多数のイナウ(御幣)を作りカンナカムイに祈ったと言われている。

Text by OKI
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Artist
OKI DUB AINU BAND
Title
EAST OF KUNASHIRI
Label
Chikar Studio / TUFF VINYL
Format
12inch


Side A
1. East of Kunashiri

Side B
1. Etonimah
2. Ankisma Kaa Ka


販売価格 2,800円(内税)
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