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Inter-Others(LP+DL Card)


Reishu Fukushima + Satoshi Fukushima
Inter-Others(LP+DL Card)






限定盤!
Experimental Rooms 最新作!
尺八とコンピュータで呼応する、新潟の親子が交わした「時間と音」の記録を巡る福島家の電子音響ダイアリー。
1990年代に佐渡での村松流尺八との出会いをきっかけに尺八奏者として演奏・即興を始めた福島麗秋。その彼の息子であり、リアルタイムなコンピュータ処理によって奏者との対話的かつ未知なる電子音響の可能性を探求する福島諭。
今作は新潟の父と子からなる親子ユニットの記録として綴られた初の<アルバム>作品。
深い息遣いをみせる身体的な尺八の演奏をコンピュータで分解・加工処理で即時応答し、現在に過去を進行形で重ね、未だ見ぬ新たなる音像を多層的に創出していく。過去と現在、身体と機械、分解と構築、間と動作、作曲と即興。相反するふたつの事象/現象を行き交い、やがてその境界線で根を張り、まるで艶やかで柔らかな花びらが開花するように、電子音響レイヤードは凛と美しく、未来へと眩しい輝きを放っているかのようである。

+ ライナーノーツ:三輪眞弘
+ コメント:長嶋りかこ
+ カバー写真:吉原悠博(吉原写真館)

福島麗秋 | 1948年生まれ。群馬県出身。新潟大学人文学部(法)卒。教職の道を進む。1994年、新潟県教員として佐渡勤務の折、村松流尺八に出会う。1998年師範(逸遊)を取得。2000年に都山流尺八に入門し、2006年準師範(麗秋)を取得する。2007年より息子である作曲家の諭とPCと尺八の共演をスタートさせ、限りなく広がる音響の未知の世界を追い求めている。2022年には岐阜県美術館でのイベント「エレクトロニック・ラーガのための室内楽」において、尺八による演奏および即興を行った。

福島諭 | 1977年生まれ。新潟県出身。作曲家。情報科学芸術大学院大学[IAMAS] 修了。現在、博士後期課程在籍。2002年よりリアルタイムなコンピュータ処理と演奏者との対話的な関係によって成立する作曲作品を発表。また、即興演奏とコンピュータによる独自のセッションを試みるバンド Mimiz(みみづ)のメンバー。濱地潤一との共同作曲による室内楽作品《変容の対象》を2009年から継続。2020年以降は、共同制作のあり方を音楽以外の表現へ拡張している。2016年G.F.G.S.レーベルよりCD「福島諭:室内楽2011-2015」をリリース。日本電子音楽協会理事(2017年度〜)。作曲を三輪眞弘に師事。主な賞歴として、2014 第十八回文化庁メディア芸術祭アート部門 優秀賞、2017 「坂本龍一|設置音楽コンテスト」佳作など。


Artist
Reishu Fukushima + Satoshi Fukushima
Title
Inter-Others
Label
Experimental Rooms
Format
LP



トラックリスト:
SIDE A
A1 《#33》 (2021)
A2 《 I 》尺八とコンピュータのための (2022)

SIDE B
B1 《主題と変奏》尺八とコンピュータのための (2023)
B2 異なる時空における即興 (2022)

作曲、録音、整音:福島諭/カバー写真:吉原悠博/撮影アシスタント、映像:長谷川尚子/英訳:山田直子/アート・ディレクション、デザイン:星野真人



販売価格 4,180円(内税)
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